■愛の戦士ヘッドロココ
◆愛然かぐや
「じつは…ロココさまにこの天地球の美しい月夜をみてほしかったのです!」
(『愛の戦士ヘッドロココ3』)
忍ぶ恋ですね。
かぐやに関しては、このあと何のフォローもないんだよなあ…
◆アリババ
「今一番つらい思いをしているのは、ロココさまなんだ!
そばにてあげてよ!」
(『愛の戦士ヘッドロココ 2』)
2巻で、プタゴンに説得されて天魔界に帰りそうになるマリアにむけた台詞。
健気ですね。
アリババはBBSでも人気があるようですが、それもうなずけるというもの。
◆ウォルフカイザー
「フッ……今月はシリアスにキマったな!」
(『愛の戦士ヘッドロココ 4』)
決めてください。いくらでも。
「オレが光になるぜ!なってみせる!!すべてをオレのモノにしてな!!」
(『愛の戦士ヘッドロココ4』)
カラ魔ンゾの予言に対する答えです。
前向きですな。いや、斯く有りたいですね。
「光生まれしとき影もまた…」って、普通に解釈すればロココとマリアの愛のパワーが「光」で、復活したウォルフカイザーが「影」なんだろうけど。いや、敵役っていうのはそういう役回りなんだよん、って身も蓋もないな
「バナナがたくさん入ってるのがいちばんな!」
(『愛の戦士ヘッドロココ3』)
あまり関係ないが、甘いものが好きな人には、下戸な人がおおい。
◆カラ魔ンゾ
おまえが光か影か――。
すべては時の流れが教えてくれよう!
(『愛の戦士ヘッドロココ4』)
カイザーに対する台詞です。
これ言うまえのカラ魔ンゾの表情っていうのが、なんというか、哀れみというか…。
「コイツはホントは影だけど、そんなこといったらかわいそーだしなー」みたいに見えるんですけど(^^;)
「けど、わかいんだし、がんばんなさい。」みたいな。
◆バクテ裏闇
「おね〜〜〜さ〜ん〜!!おなかすいたー(はぁと)」
(『愛の戦士ヘッドロココ1』)
特に意味ナシ。たまにはいいでしょう?(たまにか?)
◆ヘッドロココ
目を覚まして、マリア。
もう一度、わたしといっしょに飛びましょう。
(『愛の戦士ヘッドロココ 2』)
ひゅーひゅー。
「たんに次界につけばよいのではなく―――、
旅の途中でいろいろな経験をすることが大切なのです。
自分たちの力で、よろこびも悲しみも苦難ものりこえて次界へゆくこと、
それは自分自身が大きくなること!
それは次界についたあとにきっと役に立つはずです!!」
(『愛の戦士ヘッドロココ4』)
「若いうちの苦労は買ってでもしろ」という諺が思い浮ぶ。
故人斯く語りし、ロココ斯く語りし。
…耳が痛いよう。
でも、こういうタイプって最終的には得するんですよ。
サボろうサボろう、とおもって画策すると裏目に出て最終的には非常に大変な目に陥ります。って、俺のことか…。
「どんなに にくしみ、殺しあっても、幸福にはなれません!」
(『愛の戦士ヘッドロココ2』)
そのとーりです。
でもきっと、不幸になるために憎んでるのじゃないのです。かっとなって考えるまもなく憎んでいるのです。もしくは、ふと気付いたら憎んでいるのです。憎しみは愛とおなじくコントロールがきかないものです。それでも幸福にはなれない。うーん、理不尽だ(^^;)。
◆ルウシード
「天使と戦うことよりもやらなくてはならないことがあるはずよ!!」
(『愛の戦士ヘッドロココ5』)
ルウっていうのは、気丈で、純粋でかわいい(^^)
◆ルシファー
――そうだ! 大切なわたしたちのひとり娘。
だからゆかせた! マリアが望んだことならゆかせてやりたいと。
(『愛の戦士ヘッドロココ 5』)
ロココとマリアの愛のパワーで蘇ったルシファーが、ふたりを逃がして、その後ノアにいった台詞。
実は、この前の悪魔王の剣をロココに渡すシーンも好きなんですよね。なんというか、王としての厳しさ、みたいのが出てて。で、このシーンは父としてのやさしさがでてますね。
◆ワンダーマリア
「どうして、悪魔と天使だからって殺しあわなきゃいけないのよ!?
愛し合うことだってできるはずよ!!
やめて! やめて! やめて!!」
(『愛の戦士ヘッドロココ 2』)
ロココがプラゴラトンに殺されそうになったときのマリアの台詞です。
凄く凄く真剣に一生懸命に叫ぶマリア。
それは、ロココの命乞いでもあると同時に、「大人の事情」ってやつに対する反発でもあると思います。
ロココのそばにいたくてとびだしてきたけど―――――。
ロココの夢につきあいきれるかちょっと自信ないなあ……。
(『愛の戦士ヘッドロココ 6』)
夢を共有できる恋人同士はしあわせです。
現実ではなかなかこうはいきません。
あたしが愛した天使、どんなにおばかさんでも大好きよ!
(『愛の戦士ヘッドロココ3』)
別れのシーンです。
一緒にいることだけが、愛情ではないということでしょうか。
「お父さまをあれこれ想像できて楽しいわよ。」
(『愛の戦士ヘッドロココ4』)
マリアちゃん良い子だな〜〜。
彼女はこのシーンが一番かわいいとおもいます。
だれもが愛しあえるのに―――
わたしたちがみずから作りあげたうそに、がんじがらめにされている…!
(『愛の戦士ヘッドロココ7』)
ここでいう、「うそ」っていうのは、「天使と悪魔は愛しあえない」ってことなのですが、天使や悪魔じゃなくとも、戦争なぞしていなくても、自分で「限定して」しまうことがあります。恋愛ではなくても、たとえば「自分にはできるはずがない」と勝手にきめて、それにがんじがらめにされることもあります(我が人生なんてその繰り返しだともえいるな。うむ。って、いばるな>儂)。ま、あまり先入観にとらわれずに、ラフにタフにいきたいなあ、と。
◆複数
フッド「今度こそだね!」
ヤマト「でも『二度あることは三度ある』ってゆーぜ!」
ジャック「また逃げられる…か…。」
牛若「いーーえっ!『三度目の正直』ですよ!ロココさまっ!!」
(『愛の戦士ヘッドロココ 5』)
マリアにいざ会わんとするロココに対する神帝たちの台詞。
仲良しで良いなあ、と。
エリス「口止め料――ってわけ…?」
マリア「タコはひとつに五切れの大サービスよっ!!」
(『愛の戦士ヘッドロココ 3』)
ワンダーマリアがエリスレアに賄賂としてたこ焼きを贈ったときの台詞です。
このマリアとエリスの関係ってなんか好きなんですよ。
仲良しで、馴れ合い過ぎなくて、良き先輩と後輩って感じで、エリスはマリアを基本的には応援しているんだけど、仕事として厳しく接することもあったりして。でも、ときには、タコがひとつに五切れはいっているたこ焼きでされたりして。
ロココ「人を真剣に好きになることがどーーしてはずかしいのですかっ!」
カイザー「そこまでいうのがはずかしーーんだよなァ…。」
(『愛の戦士ヘッドロココ5』)
んーー。これは、カイザーの台詞がいい味だしてると思います。
こういうテンポのいい会話のシーンは藤井作品の美点のひとつだとおもいます。
マリア「バカねーっ!! バカバカバカバカバカバカバカバカバカバカ」
ロココ「十回バカっていいましたね…、やっぱり三回までにしてくれませんか…?
ほんとにバカになってしまいそーです。」
マリア「すでにバカなのよッ!」
(『愛の戦士ヘッドロココ5』)
バカって、いえばいうだけ「スキ」だといってるようなもんだよな、これ。
カイザー「ドアをノックして、なおかつドアをあけて入るとゆーことを知らんのかっ!」
マリア「ドアのむこうの相手によってはそーするわ!」
(『愛の戦士ヘッドロココ3』)
「ドアのむこうの相手によっては」って、いくらなんでもドア壊さんでも……。
■その他の作品
男子生徒「きまった〜〜」
女子生徒「やっぱり断り方を心得てるわ〜〜」
神城愛理「あざやかでわかりやすい断り方ね〜〜」
(『ムーン★パルファム』)
さわ・な さんもお気に入りのせりふです(笑)。
転校生 美月薫が交際を申し込んできた山田成金(これもすごい名前だ)をふっとばしたのをみたギャラリーの感嘆をあらわしております。
「彼は死の淵で未来を見ていたのだわ―――」
千陽光(『スターライト』)
綺麗な台詞です。
この台詞があるから、一回も登場しないヒロインの父、倉本星(=彼)の存在が際立つんだとおもいます。
「彼」は病と戦い死んでしまっているわけなんですけど、きっと最後まで強く、気高く戦い通したのでしょう。
今回は真面目ですね>ワシ(^^;)
「―――落ち込んだときは音楽をきくといいけど…
ラジオが壊れているので――
バード歌います!」
鳥越翔(『I・愛・アイランド』)
たまには『愛の戦士ヘッドロココ』以外から
いや、これはいいですね。ヨッ、色男(爆)
しかし、何歌ったんだろう。
やっぱ、バカンスだし、海のきれいな島だしTUBEとかサザンですかね。『いとしのエリー』(サザンオールスターズ)とかね、『湘南 MY LOVE』(TUBE)とか。いや、ぜったいに、なにがあっても『湘南盆踊り』(TUBE)だけではないとおもいますが。
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