悪魔ワンダーマリアは、天地球のかぐやを誘拐した。かぐやは思いを寄せるヘッドロココに助けを求めた。ロココは、次界への旅の途中であったがかぐやのもとへ。
かぐやは、マリアによって特殊なシールドに閉じ込められていた。このシールドを空けるには、「どくろ」のカギが必要である。かぐやのもとに辿り着いたロココはマリアにどくろをわたすよう請求する。その彼に、マリアのだした条件は、「私と結婚すること」。じつはマリアもヘッドロココのことが好きだったのである。しかし、ロココはこれを断った。かっとなったマリアは、どくろを火山の中に放り込んでしまう。
危険を顧みずに熱い火山へと向かうロココに、マリアは腹を立てるが、結局はロココを放ってはおけずに、彼と協力してどくろをとりに火山に飛びこむ。しかし、ロココとマリアは山の神の怒りをかい、ピンチに陥る。そのピンチを救ったのが、かぐやだった。そして、引っ込み思案だったかぐやは、マリアのむちゃむちゃなほど一途な行動から、自分の心をいつわらないことを学んだのであった。
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