ウッディウッドのロココは、ウッディウッドの守人・ルウや巨木・マザー、そして何より遠く離れたマリアとの愛のパワーによりカイザーに打ち勝つことができた。
戦乱の世に傷つき実をつけなくなっていたマザーは愛のパワーでよみがえり、万能の実をつけることができた。ロココはマリアをもとめて旅立ち、彼に憧れを抱いていたルウは、身近で自分を見守っていてくれたヤドリ鬼の存在に気づく。
一方のマリアはエリス・ミリア・フラウに捕らえられる。カイザーは大々的に婚約披露宴を執り行い、ロココをノア城へとおびき出す。ロココは罠と知りつつ、ノア城へ向かい、マリアと再会を果たすが、捕らえられて宴の生贄とされそうになる。
エリスは、睡眠薬(煙状)を流しマリアとロココの脱出を助けようとするが、調合ミスで笑薬を流してしまう。とまれ、笑薬でも敵の勢力をそぐことには一応成功し、ロココとマリアは笑いながらノリノリで城を脱出する。悪魔たちは笑いながら阻止しようとする。
脱出の途上、マリアはノアの秘密の部屋にたどり着いた。そこは、マリアの父でありノアの夫である亡き王・ルシファの遺品のつまった部屋だった。部屋には遺品のみならずルシファの精神も眠っていた。ルシファは愛し合うロココとマリアを認め、ロココに悪魔王の剣を渡す。ルシファはロココたちの脱出を助け、追ってきたノアを説得する。彼の意図を悟ったノアは、エリス・ミリア・フラウの三人にマリアをつけて彼らの行動を報告するように命じ、彼らを試そうと考える。
かくして、ロココ、マリア、神帝たちの次回への新たな一歩と、彼らを追うカイザー・エリス・ミリア・フラウの新たな旅が始まった。
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